1月バロメーターの威力


1972年、Yale Hirschによって改正されましたが、1月バロメーターとは、S&P5001月に示した方向に、その年は進むというインディケーターです。1950年以降、10回のエラーが発生しているだけで精度は高く85.5%の確率です。但し、5%未満のエラー範囲を用いてフラットで終わった年も入れると確率は73.9%に下がります。それでも、精度は比較的高いため、このインディケーターは無視できそうにありません。



チャート:ジェネシス社 S&P500

20191231日、終値、3,230.78
2020131日、終値、3,225.52
変化率: - 0.16%



弱気市場はS&P5001月に下落したときから始まっています。大統領選挙年の過去17回のうち12回は、1月に示したの方向に進んでいます。1月バロメーターは2020年のS&P500は軟調に推移する確率が70%を超えています。但し、変化が前後5%と乏しい年も含まれています。

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