COTレポート:英ポンド通貨先物 6G
英ポンド通貨先物はここまでシーズナルパターンにそった動きをみせている。そして、ポンドが上昇する時期が間近に迫っている。ここで気になるのがコマーシャルズの動向。
COTレポート:Barchart.com
実需筋のコマーシャルズは依然、買い持ちを増やしている。ここで注目しているのがコマーシャルズのネットポジション。明らかに、LongがShortよりも増加。横ばいから下げてきているところでポンドを拾っている。
コマーシャルズは数週間前からネットロングになっているが、大口投機家(ファンド筋)はまだネットショートのままになっている。ここで注目したのがチャート中段の取組高(Open Interest:OI)の増加。コマーシャルズによって取組高は増加しているため、かなり積極的に買いヘッジを推し進めてきている。
英ポンド通貨先物の日足チャートでは、Money Flow Indexのブル・ダイバージェンスは見あたらない。しかし、MFIは直近の高値を超えてきた。ここはMFIが70を超えることを確認したあと、短期インディケーターが売られ過ぎになるのを待つか、もしくは、短期%R が売られ過ぎなったところで買い玉を積み上げていくことになる。