ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2021年6月21日より

July has been Top Month of Post-Election Years

大統領選の翌年の7月はベスト

歴史的に見て、7月は第3四半期の中で最もパフォーマンスの高い月。8月と9月はほとんどがマイナスの結果となるため、7月が比較的よく見える。2009年と2010年の2回の熱い7月は、DJIAとS&P500の上昇率がともに6%を超え、また2013年と2018年の好調なパフォーマンスにより、1950年以降の7月の平均上昇率はそれぞれ+1.3%と+1.1%となっている。このような強さは、”サマー・ラリー:夏場の上昇相場"の話をかき立てるが、歴史的には季節性周期の上昇期間としては最も弱いのが7月で、誇大広告には注意して貰いたい(『ストック・トレーダーズ・アルマナック』2021年、74ページ)。


7月はNASDAQのワースト4ヶ月間の始まりで、平均+0.6%の上昇を記録し、1971年以来5番目にパフォーマンスの低い月となっている。夏の最初の月である7月は、下半期の始まりで新しい資金が流入するため、ダイナミックな取引がよく行われる。これにより、強気のスタート、SQ後の軟調な週、そして月末に向けての強さが生まれる。
1950年以降、大統領選挙翌年の7月


大統領選挙翌年の7月は、選挙後の年の月の中ではトップかそれに近い順位になっている。DJIA、S&P500、NASDAQが1位。Russell 2000は2位。このデータを詳しく調べてみると、過去の熱い7月の多くは、その前に上半期が横ばいまたは下降していたため、今年の7月も選挙後の過去の記録に並ぶという保証はない。


ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と
米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による
主要市場を分析した最新相場予測レポート!
▼▼▼ご購読の詳細はこちら▼▼▼

https://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=17171&c=2011411200000



=================================================================================================================
Hirsch Holdings Inc.が提供する本レポートはあくまで参考情報であり、Hirsch Holdings Inc.および二次的に配信を行う会社は、如何なる金融商品の売買を勧めるではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上で、完全なる自己責任において行って下さい。Hirsch Holdings Inc.および二次的に配信を行う会社は本レポートの利用あるいは取引により生ずる如何なる損害の責任を負うものではありません。なお、許可なく本レポートの全部もしくは一部の転送、複製、転用、検索可能システムへの保存はご遠慮ください。
















このブログの人気の投稿

出来高プロファイルとオプションの取組高:NY金先物

COTを使った分析:ゴールド