ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2021年7月27日より

 Modern 4-Year Cycle Theory Approaching Near Term High

現代の4年サイクル理論は直近の高値に接近中



最近のボラティリティの上昇と今日の下落にもかかわらず、S&P500%は年初来で+17.2%上昇している。これは、昨年12月に作成した2021年の年間予測のベストケースシナリオと一致している。当社の最新の見通しでは、S&P 500は4,300から4,500のレンジ、あるいはそれ以上の水準で年を終えることになるだろう。

しかし、現代の4年間の大統領選挙サイクルのチャートに見られるように、9月から10月のタイムフレームで上昇が再開される前に、今後2、3ヶ月間は一服することになる。この平均的な4年サイクルのイメージ図は、S&P500を第二次世界大戦後の最初のフルサイクルである1949年までさかのぼって使用しているのに対し、ダウを125年前の1896年までさかのぼって使用している他の比較例もある。

最近のデータセットは、選挙の翌年が良く、選挙の年が弱いと現代のサイクルがよりよく表している。これは、2000年の決まらない選挙や2008年の金融危機の影響も受けている。依然、中間選挙の年は精彩を欠き、大幅なボトムをつける傾向があり、選挙前の年はまだトップ。

これにより、4年間のサイクルの中では、中間選挙の年の第4四半期から選挙前の第2四半期までがスイートスポットになっている。この期間、DJIAは1950年以降の平均で45%の上昇、NASDAQは1974年以降の平均で70%の上昇となっている。

ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と
米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による
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