ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2021年8月25日より

 Small Cap Labor Day Rally Getting Underway

労働日を前に小型株の上昇が始まる



下のチャートは、小型株で構成されるRussell 2000指数の1979 年 7 月 1 日から 2009 年 8 月 20 日までの日次データを、大型株で構成されるRussell 1000指数で割って 1 年に圧縮したもので、理想的な年間のパターンを示している。グラフが下降しているときは、大型株の企業が小型株の企業を上回っており、グラフが上昇しているときは、小型株の企業が大型株の企業よりも早く上昇していることを示している。最も顕著なアウトパフォーマンスの期間は、一般的に12月中旬に始まり、1月に急上昇して、2月下旬か3月上旬まで続く。このような小型株のアウトパフォーマンスの期間は、毎年発行される『Stock Trader's Almanac』では「January Effect:1月効果」と呼ばれている。

Russell 2000/Russell 1000スプレッド:シーズナルパターン


近年では、レイバーデー(労働の日)の直前にも大きな動きが見られる。これは、個人投資家が夏の休暇を終えて職場に戻り、お買い得な銘柄を探していることが理由として考えられる。通常、この時期の小型株は遅れをとっており、他の大型株と比較してチャンスである。本日の引け時点では、Russell 2000が+13.4%の上昇であるのに対し、Russell 1000は年初来で+19.0%の上昇となっている。遅れている小型株と回復力のある米国の消費者は、今年もこのパターンを繰り返す可能性がある。しかし、小型株の優位性は、歴史的に見て9月中旬頃には弱まる。


ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と

米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による

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