8月11日「賢者のマーケットインサイト」コメント欄によせられた質問



8月11日 「賢者のマーケットインサイト」


質問:

今後木材はどうなりますでしょうか?しばらく高いままでしょうか?


回答:

木材先物市場は大きく値を下げてきています。このまま、下降するか、定かではないですが、限月間スプレッドはマイナス圏に2021年7月以降、落ちてきています。


コンタンゴ状態になり、期先先物価格が期近先物価格より高い、一般的には順ザヤと呼ばれている状態に戻ってきました。すでにプレミアムはなく、需要は満たされています。現物の木材が一時的に品薄となっていましたが、これは解決したようです。一旦、急騰した中古住宅価格はそう簡単には下げない。建築業者のセンチメントは一時に比べて下降してきていますが、更に落ち込んでくるようだと住宅価格も下落します。現物の木材価格は高止まった状態がしばらく続くと思いますが、木材先物市場はパンデミック以前のレベルに落ち着いていくでしょう。


質問:

ラリー的には米株は下げる時期なんですが、そこらはどうなんですか?


回答:

ラリー・ウィリアウムズはこれまで一貫してアメリカの株式市場のファンダメンタルズは良好でブル・マーケットを止める材料が見当たらないと主張しています。季節性周期的には株式市場が下降する時期でも、マーケットはパターン通りになっていません。ラリーにして見ると、シーズナルパターン通りの展開になっていないだけで、いくつかの警告サインが出ていることに変わらないです。その一つはNYSEの騰落ADラインです。


ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と

米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による
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