ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2021年11月22日より

 

Holiday Spirit Usually Buoys Thanksgiving Trading

ホリデー・スピリットが感謝祭トレードをサポート



感謝祭前後の取引は、「ホリデー・スピリット」に後押しされてか、強気の傾向となっている。1987年のStock Trader's Almanacで初めて発表されたもので、感謝祭の前の水曜日と後の金曜日を合わせると、35年間で34回も上昇している。S&P500が下落したのは1964年だけ。

 

その後、この傾向は変わった。1987年からの34年間で、9回の下落と25回の上昇。短期的には、感謝祭の週の初めに弱気になったところでロングして、感謝祭の週の終わりまでにその後の上昇に売りを入れるのがベスト。しかし、COVID-19の感染が拡大しているので、2011年のギリシャの債務危機や2018年の第4四半期の暴落のような外因性要因がウォール街の感謝祭を中止させる可能性があるので、機敏に対応するべき時期にきている。

 

また、年末の上昇率の変化にも注目。1987年以前は、感謝祭後の金曜日の取引終了時から年末まで、S&P50035年間で20回しか上昇しなかった。1987年に感謝祭の強気が失われると、その後のラリーはより頻繁になった。1987年以降、S&P 50034年間のうち26回、感謝祭後の金曜日の終値から年末までに上昇している。



ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と

米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による

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