ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2021年11月3日より
Best
Consecutive Three-Month Span Begins With November
ベストな3ヵ月スパンは11月からスタート
11月は、機関投資家からの第 4 四半期の資金流入により、11月から 1月までの3 ヶ月間連続で最高のパフォーマンスを記録しており、トップパフォーマンス月の地位を維持している。しかし、11月は弱気相場で打撃を受けたことがあり、2000年11月は-22.9%の下落(選挙が決まらず、弱気になっていた)となり、ナスダック史上2番目に悪い月となった(1987年10月が最も悪い)。
11月は、DJIAとS&P500のベスト6ヶ月、NASDAQのベスト8ヶ月が始まる。小型株は11月に人気が出るが、本格的に上昇するのは年内の最後の2週間。11月は、DJIA(1950年以降)とNASDAQ(1971年以降)の第2位の月。S&P 500(1950
年以降)、Russell 1000(1979 年以降)、Russell 2000(1979 年以降)では、11 月が最も優れている。すべての年の平均的なパフォーマンスは、S&P 500 の 1.7%から Russell 2000 の 2.5%までとなっている。
大統領選挙の翌年は、11月の市場の実力は基本的に変わらない。1953年以降、選挙後の過去17回のうち14回はDJIAが上昇し、平均上昇率は+1.9%。DJIAは、選挙後の11月に11回連続して上昇している。選挙後の11月にDJIAが負けたのは1973年にさかのぼる(-14.0%、1973年10月19日にアラブの石油禁輸が始まった)。S&P500は、選挙後の過去17年間のうち13年間は上昇している。小型株は好調で、Russell 2000は選挙後の過去10回のうち8回は上昇し、平均+2.8%となっている。選挙後の11月は、1969年(DJIA
-5.1%)と1973年(DJIA -14.0%, OPECの石油禁輸)が唯一の汚点となっている。
1950年以降、大統領選挙翌年の11月
ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と
米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による
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