ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2021年12月21日より
Bullish
Trading Ahead of Christmas: Small-Caps Lead
クリスマス直前は堅調に: 小型株が先行役
誰もが期待しているサンタクロース・ラリー(SCR)だが、それが始まるのは来週の月曜日、12/27から。サンタクロース・ラリーとは、1972年にエール・ハーシュが『ストック・トレーダーズ・アルマナック』で定義したもので、1年の最後の5取引日と新年の最初の2取引日のことである。この短期間の上げは通常、S&P500で約1.3%のプラスとなっているが、SCRの本当の意義は指標としての意味である。
SCRはその年を占う最初の季節指標である。SCRがなかった年は、弱気相場や年後半に株価が大幅安になる時期が先行する傾向がある。エールの有名なセリフにあるように(2021年版アルマナック116ページ、2022年版アルマナック118ページ)。"If Santa Claus Should Fail To
Call, Bears May Come to Broad and Wall."(サンタクロースが来ないと、ウォール街は熊(ベア)に襲われる)。
当社は何十年もの間、毎年『ストック・トレーダーズ・アルマナック』で祝日前後の市場パフォーマンスを追跡調査してきた。2022年の第55版では、DJIA、S&P500、NASDAQ、Russell
2000のデータが100ページに掲載されている。追跡した8つの祝日のうち、クリスマスは一貫して強気であり、2取引日と前日に立派な平均利益をあげている。
明日12/22(水)はクリスマスの二日前だが、過去33年間、平均上昇率が大きく、上昇回数も多いため、より強気な展開となっている。小型株で構成されているRussell 2000は、両日とも最も安定した強さを享受している。また、クリスマス前も同様にボラティリティが抑制される傾向がある。2018年のクリスマス前の暴落以前、両日に4つの指数のいずれかが記録した最悪の下落率は1997年のDJIAの1.63%。
ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と
米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による
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