ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2021年12月27日より
Santa
Claus Rally Indicator Starts Today!
クリスマス・ラリーは今日からスタート!
1月に初めて数値を記録する指標は、1972年にエール・ハーシュが作成した「サンタクロース・ラリー」である。この指標は、今日12月27日から1月4日の取引終了までの7日間である。通常、S&P500種指数は平均+1.3%の上昇を記録する。この期間に株価が上昇しない場合、弱気相場や年後半に株価が安く買える時期が先行する傾向がある。故エール・ハーシュの名言にあるように、"サンタクロースが来ないとウォール街に熊が来るかもしれない "ということである。
2021年末の今、強気であるが、来年はいくつかの障害に直面する。バリュエーションは豊かで、経済や企業の前年比は、今年と2020年のパンデミックの数字を比較するほど簡単ではないだろう。FRBは忍耐とゆっくりしたペースを約束してきたが、年央までに量的緩和を解除し、ゆっくりとした利上げを開始するための協調的な努力をすることが、むしろ明らかになっている。さらに、今年は中間選挙の年であり、Covid-19との戦いが長引く可能性があるため、論争の的になることが予想される。
サンタクロース・ラリーの結果は、1月の最初の5日間と通年の1月バロメーター(これも1972年にエール・ハーシュが作成)と合わせて、1月3連単指標の構成要素であり、来年の見通しを固めるのに役立つ。
この3つがすべて上昇した場合、S&P500は過去31回中28回上昇、90%の確率で上昇しており、平均上昇率は17.5%である。どれかが下がるとその年の成績は下がり、3つとも下がったときはS&Pは8回中3回下がり、平均損失は-3.6%で1969年(-11.4%)、2000年(-10.1%)と2008年(-38.5%)が弱気相場、1956年(2.6%)、1978年(1.1%)と2005年(3.0%)がフラットだった。ダウン3連単の後は、1982年(14.8%)、2016年(9.5%)が上昇した。
ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と
米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による
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