ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2022年1月20日より

 A/D Line Nearing Selling Climax Indices Test Support

騰落ADラインは売りのクライマックスの到来でサポートをテスト

S&P500指数、NASDAQ総合騰落線、NYSE総合騰落線


NYSEAMEXNASDAQを合わせた約9,000銘柄のうち、本日取引された銘柄の69%が下降し、26%のみが上昇したため、本日後半の売りによってサポートレベルが試された。これは、70%の銘柄が下落し、15%以下が上昇するという、騰落ADラインの売りクライマックスの水準に近い。この1月の暴落が終わりに近づいているのは、来週のFOMCを控えているからだろう。

 

上表は、20217月から本格化し、さらに11月の高値から急落しているNASDAQNYSEの騰落線に、主要市場平均が追いついてきたことを示している。今週はNDX-10.4%NASDAQ-11.9%10%の調整局面を迎えている。1月初旬の高値からDJIAS&P500はそれぞれ-5.7%-6.5%下落している。

 

下表からわかるように、NASDAQ 100NDX)は過去2週間で、15,70015,2502つのサポートレベルをかなり急速にブレイクした。その過程で、NDX50日移動平均(ピンク線)200日移動平均(青線)2つの月間ピボットサポートレベル(緑点線)、そして213月の安値からの上昇トレンドラインをブレイクしている。NDXは現在、14,900のサポートのすぐ下に位置し、209月、10月の安値からの上昇トレンドラインのすぐ上に位置している。


NASDAQ 100指数



ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と

米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による

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