ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2022年1月27日より
2nd Worst Start for Russell 2000 Since 1979
ラッセル2000は1979年以降、2番目に悪いスタート
1月効果なし-ラッセル2000は1979年以降、最悪のスタート
中小型株指数、Russell 2000は、2022年に入ってからここまでアンダーパフォームが続いており、今年の「1月効果」はここまでとなった。「1月効果」(当社の1月バロメーターと混同しないように)とは、1月に小型株が大型株をアウトパフォームする傾向のこと。『ストック・トレーダーズ・アルマナック2022』の112ページと114ページに、”いわゆる1月効果のほとんどは12月の後半に起こる "と題して特集している。2021年12月15日から12月31日までの上昇率は、Russell 2000の小型株指数が+2.3%であったのに対し、Russell 1000大型株指数は+1.3%と、今回もこの現象が起きていた。
上表にあるように、1979年のリリース以来、Russell 2000の1月としては2番目に悪いスタートとなった。1 月 25 日までの累計パフォーマンスでは、-10.7%の損失で、これはワースト 2 位。18回のうち、2007年を除くすべて1月は下落している。
また、面白いことに弱気だったときと一緒である。2月に大底をつけた2016年ミニ・ベア、2008年ベア、2009年3月に底をうったベア、フラットだった2005年、1982年8月の素晴らしいブルマーケットのスタートなどである。これは、今年のボラティリティが高まるという当社の見通しに一致し、それを確認するものであるが、弱気相場の年であると断言できるものではない。DJIAとS&P500は66.7%、NASDAQは72.2%のプラスでこれらの年を終えたが、Russell2000は55.6%の上昇にとどまり、今年の小型株に対する輝かしい支持とは言えない。
ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と
米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による
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