ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2022年2月18日より
Up 7 of Last 10 After Presidents’ Day – Longer Term Still Weak
大統領の日後は過去10回の内7回は上昇-長期的にはまだ軟調
DJIA、S&P500、NASDAQは、大統領の日の翌日に、過去10年のうち7年間上昇し、その平均上昇率がDJIAでは0.12%、NASDAQでは0.39%といずれもプラスになっている。トレーダー・アルマナック会員向けの2022年2月の戦略カレンダーでは、大統領の日の翌日にあたる来週火曜日、2月22日は相反する気配を示している。最近の21年間で、第15取引日はS&P500で60%以上下落し、平均損失率は-0.27%で、この日はベア(熊)シグナルが付けられている。
先日、この連休を前にして、市場のパフォーマンスが改善する傾向にあることを指摘した。上表からわかるように、過去10年間、翌日以降のパフォーマンスは向上しているが、翌水曜日は回復しておらず、両日ともまだかなりのマイナスが続いている。1990年以降、大統領の日の翌日の火曜日はS&P500にとって最も好調で、18回の上昇と14回の下落、中央値は0.11%のプラスだが、平均値は-0.22%である。DJIAも火曜日は上昇率が下落率を上回っているが、NASDAQは32回中19回が下降で、平均値は-0.48%、中央値は-0.21%を記録している。
水曜日は主要3指数が全てマイナス。NASDAQとS&P500はより多くの損失を出している。なかでも、DJIAは大きな平均損失を出している。大統領の日明けの水曜日、DJIAは32回の内16回下げ、平均値は-0.06%、中央値は-0.03%となっている。S&P500は32回中19回下落、平均値は-0.02%、中央値が-0.10%。NASDAQは32回中18回の下落で、平均値は-0.03%、中央値が-0.14%を記録している。
ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と
米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による
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