ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2022年2月7日より

 Oversold Contrary Sentiment Metrics

売られすぎの逆センチメント指標

プット・コールレシオ


センチメントは、少なくとも短期的には直近の高値付近まで上昇するのに十分なほどネガティブになってきているように見える。当社がフォローしている2つのセンチメント指標では、弱気/ネガティブなセンチメントが、この上昇をサポートするレベルに到達している。テクニカル面では、まず2週間前に紹介したレジスタンスと200日移動平均線を突破して上昇することが必要である。


The Option Strategistのニュースレターを発行しているLarry McMillanは、2つの21日プット・コールレシオ(上表)が、ほぼチャートから外れて売られすぎていることを示している。2月4日のニュースレターで彼は、"株式のみのプットコール比率は、極めて売られ過ぎの領域(つまり、図2と3のチャートで非常に高い)にあるが、まだ買いシグナルに転じていない。"と述べている。



強気派と弱気派の差(スプレッド)

John Gray's Investor's Intelligence Advisors Sentiment 調査によると、強気のアドバイザーは 35.7%と比較的低い水準に留まっている。中立派は再び上昇し、2020年3月以降で最も高い39.3%で2週連続の最大グループとなった。弱気派はここ数カ月上昇傾向にあるが、2月2日発表時点では前週に26.7%を記録した後、25.0%に後退している。Gray氏は「広範な買い場は一般的に、中立派ではなく、高水準な長期的な弱気派によってもたらされる」と指摘する。また、「中立派は短期的な見通しを重視している。」とも指摘している。



ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と

米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による

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