ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2022年3月15日より
Aura of the Triple Witch
三人の魔女のオーラ
メジャーSQ週は、横ばいの時期には下がり、弱気相場では劇的に下がる傾向がある。今週の市場パフォーマンスは今後の展開を占ううえで重要。仮に、今週が高く引けるか、大きく下げなければ、ウクライナ戦争の最悪の事態を見たということになるだろう。2003年と2009年、3月のトリプルウィッチング週がプラスで終わり、市場は再び上昇モードに入ったことが確認できていた。
ナスダック総合、NASDAQ 100、そしてRussell 2000 すべての指数は、それぞれの高値から 20%下落という公式な弱気相場の水準に達している。DJIAとS&Pは終値ベースで20%の下げに至っていない(それぞれ-11.3%と-13.0%)のが、やや心強い。
3月のメジャーSQ週は、近年、かなり強気。しかし、その翌週は真逆で、DJIAは過去34年のうち22回下げており、しかも頻繁に急落している。2018年、DJIAは1,413ポイント(-5.67%)を失った。2000年の4.88%、2007年の3.06%、2009年の6.84%、2011年の3.05%、2020年の12.84%というDJIAの翌週における注目すべき上昇は、この歴史的にパフォーマンスが低い時期では例外と言える。
株式オプション、指数オプション、指数先物、株・ETF先物のいずれも、毎年3月、6月、9月、12月の4回、同じ時期に満期を迎える。このイベントは、一部で「四人の魔女の出現」と呼ばれている。当社は、『ストック・トレーダーズ・アルマナック』(2022年版108ページ)で解説しているが、個別銘柄株先物は小さな市場なので、トリプル・ウッチングと呼んでいる。
ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と
米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による
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