ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2022年3月2日より

 Contrary Bearish Sentiment Near Bottoming Levels

弱気センチメント指数は底値間近に


強気派と弱気派の差
データ: インベスターズ・インテリジェンス

昨日のInvestors Intelligence Advisors Sentiment Reportでは、20203/4月のパンデミックの安値以降、初めて弱気派が強気派を上回った。このような悲観レベルは、歴史的にマーケットの底値付近で発生している。強気派は先週の32.2%から29.9%に減少した。弱気派は先週の31.0%から34.5%に上昇し、中立派は先週の36.8%から35.6%に低下。強気派と弱気派の差は20204月以来初めてゼロを下回り、ー4.6%となった。

 

センチメントが更にネガティブになると、相場は転換する傾向にある。もちろん、この指標は完璧ではなく、2008/2009年のように長期間にわたって大きく下落することもある。現在の市場環境は、経済が順調に推移しているため、金融危機のときとは似て非なるものだと思う。しかし、インフレ懸念、金利引き締め時期、地政学的不安、エネルギー価格の上昇など、その後の市場やセンチメントの低迷は現在と似ているように思う。



ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と

米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による

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