ジェフリー・ハーシュのブログ翻訳:2022年3月28日より

 Historical End-of-March Market Weakness Arrives

3月末は歴史的に軟調


ダウ30種工業平均: 3月末(残り3、4取引日)のパフォーマンス

二週連続の上昇から一転、本日の市場は足元をすくわれる展開となった。このブログを執筆中に、DJIAは一日中マイナスで、ハイテク株比率の高いS&P500は上昇と下落の間で揺れ動いている。この3月末の歴史的な弱さは、最近の記事 "Up March Triple Witching Week & Week After Bullish" "March Market Rebound Likely To Cool More" でも指摘したとおり。

 

過去32年間、DJIA21回下落し、11回上昇し、3月末付近の平均損失は-0.75%を記録している。S&P500も同様の結果となっている。上昇が際立ってる年を除けば、DJIAS&P500の平均下落率は-1.5%程度。機関投資家が利益を確定し、次の四半期のポジションを建てるために、四半期末のポートフォリオ再編が一役買っている。これらの下落は、3月末から数えて4日目、または3日目に始まっているようだ。

 

1990年以降、3月末前の時点で陰線の状態(March down month-to-date: MTD)11回あり、そのうち、5回が上昇して終わっている。S&P500の場合、10回のMTD後、5回上昇して終わっている。先週の金曜日の引け時点では、DJIA2.86%上昇し、S&Pは前月の安値から勢いよく上昇し、3.87%上げている。市場のボラティリティは依然として高く、3月の最後の34日間が弱含みとなるリスクもある。


S&P500: 3月末(残り3、4取引日)のパフォーマンス


ラリー・ウィリアムズのパートナー、 "なりた・ひろゆき"と

米アノマリーの第一人者、エール・ハーシュのあとを継いだ "ジェフリー・A・ハーシュ"による

主要市場を分析した最新相場予測レポート!

▼▼▼ご購読の詳細はこちら▼▼▼


https://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=17171&c=2011411200000



=============================================================================================================================================
Hirsch Holdings Inc.が提供する本レポートはあくまで参考情報であり、Hirsch Holdings Inc.および二次的に配信を行う会社は、如何なる金融商品の売買を勧めるではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上で、完全なる自己責任において行って下さい。Hirsch Holdings Inc.および二次的に配信を行う会社は本レポートの利用あるいは取引により生ずる如何なる損害の責任を負うものではありません。なお、許可なく本レポートの全部もしくは一部の転送、複製、転用、検索可能システムへの保存はご遠慮ください。


このブログの人気の投稿

出来高プロファイルとオプションの取組高:NY金先物

COTを使った分析:ゴールド