【更新】 シーズナルパターンの活用:東証グロース250指数

 東証グロース250指数は例年、5月は軟調に推移する傾向がある。シーズナルパターンから転換点と方向性を読み解くのは簡単だが、実際にトレードに活かすには具体的な取引日ごとの上昇・下降率が必要になる。



過去のデータで、60%以上上昇した取引日はネイビー、60%以上下降した取引日は赤で示している。


5月初めは赤い棒が続いてクラスターを形成している。つまり、この時期はシーズナルパターンが下降傾向にある。東証グロース250は5月中旬に反発し、5月後半は堅調に推移する傾向が強く、月末近くにはネイビーの棒が連続している。



赤の棒線が続いている5月初めに東証グロース250先物、もしくはCFDを空売りすることで、この傾向(バイアス)を取り入れた短期トレードを実践できる。もちろん、バイアスだけではなく、統計値に加えてストップなどの条件を付けて検証する必要がある。

条件の一つとして取り入れを検討すべきは短期トレンドだと思うが、「トレンドの定義」は人によって異なる。ここでは、日足単位のデータをもとにしているので、トレンドは日足単位の時間枠でのトレンドの定義が必要になる。

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